nobuyuki_kondo.jpg12月15日(金)は株式会社日本レーザー 代表取締役社長 近藤宣之さんにご登壇頂きます。

日本レーザーのホームページには、近藤社長の「夢と志の経営」として、下記の通り熱いメッセージが掲載されています。

「私は社長として、まず社員が満足できる企業を目指して経営しています。
それが結果的に、お客様のご満足につなげると信じているからです。
どうか当社の社員の成長に繋がるような厳しいご注文やご意見をお願い致します。
社員の成長が企業の成長であると確信しているからです。」

社員を大切に、顧客満足第一...など、多くの企業で言われることですが、体現していくことはそう容易いことではありません。

単に"大切に"ではなく、「ありえないレベルで人を大切にしたら23年連続黒字になった仕組み」とはどのようなことなのでしょうか。

経営破綻後、24年間連続黒字経営を続けている近藤さんの経営理念と経営手法、さらには、進化する日本的経営について、じっくりとお話し頂きます。

働き方改革の打ち手にお困りの企業も多い昨今。
社員の働き甲斐を向上しつつ、生産性も高めていくにはどうするのか、近藤さんの経営手法には参考になること数多くありそうです。(保谷)

近藤 宣之
株式会社日本レーザー 代表取締役社長
「社員をとことん大事にする経営~黒字経営を継続するためのマネジメント~」

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atsuhito_isozaki.jpg12月14日(木)にご登壇いただくのは慶應義塾大学法学部 准教授 礒﨑敦仁先生です。

相次ぐミサイル発射に核実験...と、いま北朝鮮で行われていることは、対岸の火事とは言えないほど、私たちの日常生活までをも脅かそうとしています。

いま、北朝鮮では何が起こり、これからどうなっていくのか。

この「近くて遠い国」へは単なる政治的関心ではなく、日本で暮らす私たちの多くが自分事ととして不安なまなざしで見つめるようになってきています。

国連加盟国の8割以上と国交を有していながら、「孤立」していると称される北朝鮮の姿。

韓国より経済的優勢を誇った時期、また、日本との関係においても当時の現職都知事が平壌を訪問し金日成主席を絶賛したという、今では信じられないような過去もあります。

厚いベールに覆われた北朝鮮の実像を、6年目に突入した金正恩政権を通して、新進気鋭の礒﨑先生とともに読み解きます。(保谷)

礒﨑 敦仁
慶應義塾大学法学部 准教授
「北朝鮮の虚像と実像」

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yasuharu_ishikawa.jpg12/6(水)は株式会社ストライプインターナショナル 代表取締役社長兼CEO 石川康晴さんにご登壇いただきます。

皆さんは、「earth-music&ecology(アース・ミュージック&エコロジー)」というアパレルブランドをご存じでしょうか。

丸の内にいらっしゃるビジネスパーソンの皆さんには少し縁遠いかもしれませんが、今や、若い女性に圧倒的な人気を持つカジュアルブランドとして10代~20代の女性に支持されています。

女優 宮崎あおいさんが出演し「earth-music&ecology(アース・ミュージック&エコロジー)」と語りかけるようなテレビCMといえばおわかりになる方も多いのではないでしょうか。

1970年生まれの石川社長が故郷 岡山に現在の会社ストライプインターナショナルの前身を創業したのは1994年23歳の時。

その後、売上高は10年で20倍以上となるほど成長を果たしていらっしゃいますが、背景には、創業以来「路線転換」を繰り返してきたというひたむきなるイノベーションへの挑戦があるそうです。

今回は、さまざまなイノベーションをおこし事業継続をしてこられた石川社長より、これまでの成長の軌跡、そしてさまざまな「路線転換」事例と背景について、具体的にお話しいただきます。

石川社長の挑戦より、私たちのビジネスの更なる成長へのヒント、イノベーションの芽はどこにあるのか、たくさん見出していきたいと思います。(保谷)

石川 康晴
(株)ストライプインターナショナル 代表取締役社長兼CEO
「ストライプインターナショナルのイノベーション」

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katsumi_watanabe.jpg11/30(木)にご登壇頂くのは、早稲田大学理工学術院 教授 渡邊克巳先生です。

私たちは「悲しいから泣く」のか「泣くから悲しい」のか。

人の心の働きについて、私たちの興味関心は尽きません。

渡邊先生は、人間の心という主観的な現象に対して、認知科学・心理学・脳神経科学などの専門分野より、最先端の方法を用いて、心をつくり出している意識的・無意識的過程の科学的解明という今最も話題となるテーマについて研究していらっしゃるお一人です。

先生は、「私たちが確実なものと信じているこの世界が、かなり危ういものであるということを綿密な実験によって示し、それにもかかわらず、それなりに安定した日常生活を可能にしているものは何なのかに興味がある」とおっしゃいます。

私たちの好みや感情といった個人的かつ主観的体験が、どのように外界や他者に影響を受けているのか...。

日常において気にすることは少ないかもしれませんが、私たちの心は幾重にも折り重なるような意識的・無意識的過程の相互作用によって為されています。

普段、無意識で選択している好みや感情といったものに注目しながら、人の心の働きについて、渡邊先生とともに理解を深めていきます。(保谷)

渡邊 克巳
早稲田大学理工学術院 教授
「意識 vs 無意識:知らずにやっていること、知っててやらないこと」

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seiichiro_yonekura.jpg11/28(火)にご登壇いただくのは法政大学大学院イノベーション・マネジメント研究科教授 米倉誠一郎先生です。

イノベーターを数多育て、ベンチャーの応援団と自認し、多くの経営者から熱い支持を受ける米倉先生。

今や、イノベーションを核とした企業の経営戦略と発展プロセスを中心に研究していらっしゃいますが、本来のご専門は歴史学。

日本人は創造的ではないと言う人がいるが、本当にそうなのだろうか?と、先生は投げかけます。

近代日本の黎明期にイノベーティブに時代の荒波を乗り越え、独創的な経営行動と組織設計をした明治の企業家達を目の当たりにして、近代日本の建国の姿がいかに創造的であったか、先生は研究を続け確信をしていらっしゃるのです。

経済成長の創案者ともいわれる経済学者シュンペーターは、イノベーションの実行者を「企業者(entrepreneur)」と呼び、まったく新しい組み合わせで生産要素を結合し、新たなビジネスを創造する者として定義しました。

近代日本を建国した彼らはいかにイノベーターであり、それはいかに現代の私たちのなかで生き続けているのか。

時代を俯瞰しながら近代、いま、そして未来へ。米倉先生とともに、ワクワクする旅をご一緒します。(保谷)

米倉誠一郎
法政大学大学院イノベーション・マネジメント研究科教授
一橋大学イノベーション研究センター特任教授
日本元気塾塾長
「イノベーターたちの日本史:近代日本の創造的対応」

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野球のU18ワールドカップ。
日本は残念ながら3位に終わりました。
ドラフト1位確実の早実の清宮選手、そしてこの夏の甲子園を湧かせた広陵の中村選手に花咲徳栄の清水選手など、豪華なメンバーではありましたが、やはり中村、清水の甲子園組は本調子ではなかったようですし、木製バットへの慣れの問題もあったのでしょう。

その中村選手や清水選手が大活躍した甲子園。
なぜか我がムスメが今年から「大ハマり」してしまいました。
見られる試合は全てオンタイムで観戦し、決勝は録画して最初から全部見ていました。

彼女曰く、「甲子園はエモい」のがハマった理由のようです。

特に順決勝の広陵-天理戦の9回裏、天理の脅威の粘りと、それでも負けてしまった天理のエースが、広陵の中村選手に自分の「底力カード」を渡し、後を託したシーンが「激エモ」だったようです。

...しかし、若者コトバとして最近よく耳にする、この「エモい」とは何なのでしょうか?

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第13回11/22(水)の講演は、東京大学大学総合教育研究センター准教授の中原淳先生と、為末大さんの対談講演です。

中原先生は、「大人の学びを科学する」をテーマに、働くビジネスパーソンの成長や育成を研究されています。
為末大さんは、陸上トラック種目世界大会における日本人初のメダル獲得者。男子400メートルハードルの日本記録をつくられた、日本を代表するアスリートです。プロ転向の後2012年に現役から引退されてからはスポーツの枠にとどまらず幅広く教育や社会、研究にかかわる活動をされています。

今回この"お2人の対談"というところが特別なことで、楽しみなところで、先生方のチャレンジでもあります。

中原先生と為末さんにはともに、これまでにも『夕学五十講』にご登壇いただきました。前回のご登壇では、中原先生はJAXAで宇宙飛行士の選抜・育成に携わる山口孝夫さんと対談されました。為末さんの演題は「禅とハードル」。このように、中原先生は、さまざまな分野の専門家の方と人材育成について研究しコラボされ、為末さんは、言葉や活動で活躍のフィールドを広げられていますが、今回はまたなぜこのお2人の対談なのでしょうか。

前回ご登壇の夕学リフレクションはこちら
「中原淳氏と山口孝夫氏に聴く、宇宙に選ばれる条件」
「内省的実践家 為末大さん」

これが今回のテーマそのものでもあります。

働き方や企業と個人の関係が変わってきました。これからのビジネスパーソンは、"長期にわたる仕事人生を生きていく"ことになります。これはとても大きなことです。

いついつまでがんばれば、という期日をひとつのゴールにすることに、私たちは慣れています。長期ですとか、定年がなくなりますよと言われても、実感がわかず想像がつきません。私も覚悟ができていないのはもちろん、そのことについてじっくり考えることもできていませんし、あまりのスケールに圧倒されている感さえあります。

これまでとは異なる悩みや不安が生まれます。これまでとは異なるチャレンジや成長が求められます。これまでキャリアや人生について考えてきたのとは違うことを、それも自分で、考えなければならなくなります。それが、いかに完走するか、いかにうまくリセットするか、に凝縮されています。

そのヒントをアスリートの人生に探ってみようという中原先生と為末さんの試みの場を、今回ご一緒して、そして、ご一緒に考えたいと思います。(湯川)

対談(対談を含む講演90分・質疑応答30分の構成です)
・中原 淳
 東京大学 大学総合教育研究センター准教授
・為末 大
・演題:「仕事人生のリセットボタン:長期間労働時代をいかに完走するか?」

中原 淳 講師プロフィール
東京大学 中原淳研究室 http://www.nakahara-lab.net/
為末 大 講師プロフィール
為末大・侍オフィシャルサイト http://tamesue.jp/

hideto_fujino.jpg第12回 ご登壇いただくのは、レオス・キャピタルワークス株式会社 代表取締役社長・最高投資責任者 藤野英人さんです。

ひふみ投信
皆さんこちらのほうでご存じではないでしょうか。
藤野さんは、「資本市場を通じて社会に貢献する」という理念のもと、ファンドマネージャーから転身してレオス・キャピタルワークスを創業。運用する「ひふみ投信」「ひふみプラス」が高パフォーマンスで評価されまた話題となりました。

投資とは何でしょうか。

投資や資産運用が一部の限られた資産家の方のものではなく、私たち誰もがかかわるものとなったこれからの時代、投資の本質も理解しておくべきリテラシーのひとつといえるのかもしれません。しかし、そう思いつつも私自身、投資とは何か、問われると実感はなくなんとなくイメージする程度です。皆さんはいかがでしょうか。

投資とは、ポジティブで素敵な行動です。

と、藤野さんはおっしゃいます。ファンドマネージャ-として30年近く、たくさんの経営者と向き合ってきた経験から、信念をもち、起業され、ファンドを運用されている藤野さん。次世代への投資のためと大学などで教鞭もとられています。「ポジティブで素敵」とは、ご自身の実感でもあり、願いでもあるのだと思います。投資とは何か、藤野さんのお話でじっくり学び、考えてみたいと思います。(湯川)

・藤野 英人
・レオス・キャピタルワークス株式会社 代表取締役社長・最高投資責任者
・演題:「投資の本質~人の可能性に投資する~」
レオス・キャピタルワークス株式会社 オフィシャルサイト 
http://www.rheos.jp/

rie_uozumi.jpg11/16(木)にご登壇いただくのは、フリーアナウンサー、ボイス&スピーチデザイナー魚住りえさんです。

魚住さんといえば、日本テレビ局アナ時代の華やかさとともに場を和ませ、報道、バラエティ、情報番組と、ジャンルを問わずに幅広く担当されている様子。
独立後は、フリーアナウンサーとして、わかりやすく安定ある語り口によるナレーションの数々・・・と、着実にキャリアを積まれ、第一線で活躍し続けていらっしゃるお姿はご存じの通りです。

今や、魚住さんのお肩書きには、アナウンサーとともに"ボイス&スピーチデザイナー"が加わっていらっしゃいます。

処女作『たった1日で声まで良くなる話し方の教科書』は15万部のベストセラー。
続く新著『たった1分で会話が弾み、印象まで良くなる聞く力の教科書』も好評にて累計20万部を突破されています。

著作には、およそ30年に渡るアナウンス技術を集結した「魚住式スピーチメソッド」をわかりやすく、あますところなく公開していらっしゃるのですから、その人気も納得です。

相手に伝わる話し方、相手の魅力をさらに引き出す聞き方について、魚住さんのスピーチメソッドより、私たちもすぐに実践できるよう教えていただきます。(保谷)

魚住りえ
フリーアナウンサー、ボイス&スピーチデザイナー
「相手に伝わる話し方、相手を引き出す聞き方」
 ※本講演は講師スケジュールの関係で講演60分、質疑応答15分の構成です

講師プロフィールはこちらです.

jiro_asada.jpg11/14(火)にご登壇いただくのは、作家 浅田次郎さんです。

吉川英治文学新人賞を皮切りに、多数の文学賞を受賞され、1997年『鉄道員(ぽっぽや)』で直木賞受賞。日本ペンクラブ会長をはじめ直木賞などさまざまな選考委員を歴任され、日本を代表する大作家のおひとりでいらっしゃいます。

浅田さんのご経歴は多彩。
陸上自衛隊に入隊、除隊後はさまざまな職に就きながら投稿生活を続け、1991年、40歳の時に作家デビューされました。

この多彩なご経歴が、作品にも反映されているのでしょう。

一人の作家からの作品とは思えないほど、悪漢、歴史、ユーモアに富む現代ものまで縦横無尽に駆け巡りますが、いずれも、人間の機微を丁寧に描き、心の琴線に触れ、ホロリとするものばかりです。

浅田さんは、昨今は読み書きが変質しているのではないかと私たちに問いかけます。
読むこと、書くこと、生きることとはなにか。小説家のお立場よりお話しいただきます。(保谷)

・浅田次郎
・作家
・演題:「読むこと 書くこと 生きること」

講師プロフィールはこちらです.

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